かいけつゾロリのドラゴンたいじ
これが第1作目になる。ここからゾロリが始まったといえる。
この巻で登場するのは
イシシ
ノシシ
はじめて、子分になるのだが、その最初のシーンが分かるので、とても貴重である。
ブルル山で山賊をしていた、イシシとノシシがゾロリと意気投合する所から話しは始まる。
この国でドラゴンからお姫様を助けるというヒーローのような設定であるが、
そこはゾロリが悪いやつという事をまざまざ見せつけるのが、よくわかる。
この本で笑えるのは
★ドラゴンたいじにいく時の武器の説明である。 ヘンテコなぶきをよく作ったものだ。
こういう点が、この本の最大の面白ろさである。
すいしょうのつるぎ→氷で作ったから、時間が経つと、とけてなくなる
ひみつボタンつきのたて→パンチが飛び出すが、敵ではなく、自分に向かうから、自分が飛んでいってしまう
かるいよろい→紙でできている
ぼろぼろのつるぎ→だれも買わないような
ぼろいよろい→だれも買わないような
●手作りドラゴンの説明も面白い
炎をはくが、それはゾロリのおならのガス。(この頃はまだ、イシシやノシシのおならではないのがポイント)
ドラゴンの髪の毛→トウモロコシ
ドラゴンの目→懐中電灯
ドラゴンの手→スポンジで柔らかい。お姫をつつめるように
歩くときは、右足、左足にそれぞれ、イシシとノシシが入り、片方づつ、ジャンプして進む
▲番外の戦う道具も面白い
テレビつきの盾→14インチのテレビが盾に入っていて、敵はみいる。
おもしろヘルメット→あまりにも笑えて、戦えなくする
じゃん剣→100%かてるじゃんけんが剣の先についている。じゃんけんにしたくなる。
こちょこちょつるぎ→こちょこちょで戦えない
おおきなつるぎ→だれも持ち上げれない程のクジラのような大きい剣だが、倒れれば、真っ二つにする
おいしいたて→たてにおかしがついていて、敵が食べているスキにやっつける
けん剣→ひとりでに剣がとびはねる
よろよろい→あまりの重さによろける
鉄のパンツ→よろよろいを買うと、おまけでついてくる。
みえないよろい→一度、おくと見えなくて、困る